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ぴしぃ、ぴしぃ、という、妙子の肌をムチ打つ音が、部屋中に響いている。妙子の白い裸体には、長くて赤いムチ跡が、いたるところについていた。妹にムチ打たれるたびに、後ろ手錠をかけられた身体をのけ反らせ、痛みに耐える妙子の姿は、まさにマゾ奴隷そのものだった。
「どう、お姉ちゃん。ちょっとは効いてきたかしら?ムチもらえて、うれしいんだよね?」
暁子はムチの手を休め、妙子のそばに寄り添うと、妙子の目に垂れ落ちた髪を左右にかき分け、涙と鼻水に汚れた姉の顔をのぞきこんだ。
「ふぁぃ、ふれふぃい…、ふぇふ」
ボールギャグの間から、言葉にならない妙子の声が聞こえる。妙子は、両足をもじもじとすり合わせるように動かしていた。押し寄せてくるローターの快感に耐えているのだ。身体を揺らしながら、妙子は、ふぅっ、ふうぅっとあえぎを漏らした。
「どうしたのかな、お姉ちゃん。もしかして、イッちゃいそうなの?」
妙子は首をがくがくと、うなずくように上下させた。暁子は妙子の髪をなでると、少し離れて見守った。
「さぁ、そこで立ったまま、イッちゃっていいよ。ちゃんと見ててあげるからね」
ボールギャグの間から、たらたらよだれを垂らしながら、妙子は耐えられないほどの快感に流されようとしていた。何度もそれは押し寄せて、妙子の身体はもう、限界に達しようとしていた。
(こんな格好で、イッちゃうなんて…)
妙子の脳裏に、一瞬そんな思いがよぎる。しかし次の瞬間、激しい最後の波が襲うと、頭の中が真っ白になった妙子は、とうとう達してしまったのだった。
「はぁぁっ」
全身の力がゆるみ、妙子の身体は開放感に包まれた。その時妙子の両足の間から、ぽたぽたと、黄色い雫が流れ出てきた。あまりの快感の激しさに、妙子はその場で失禁してしまったのだ。流れ出したおしっこは、勢いを増しながら、妙子の足を伝わり床に落ちた。
「やだっ、お姉ちゃん、お漏らししてるの」
様子を見ていた暁子は驚いて、近くにあったタオルを、妙子の足元に置いた。
「ほんとにお姉ちゃんは、淫乱なメス犬だね。立ったままイッちゃって、お漏らしまでするなんて」
じょろじょろとおしっこを垂れ流しながら、羞恥に全身をほてらせた妙子の身体を、暁子はいやらしく撫でさすった。
「いっぱい汚れちゃったね、お姉ちゃん。一回きれいにしてあげる」
そう言うと、暁子は妙子の手錠をはずし、乳房の洗濯ばさみも取りさった。そして、妙子の頭の後ろに手をやると、バンドをゆるめてボールギャグも外していった。
「お姉ちゃん、とってもエッチで、かわいかったよ」
妙子の身体を抱きしめながら、暁子は妙子に、優しく口づけをかわした。
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