女子大生千夏、秘密のサークル体験 10
すべてが終わり、私はそこにぐったりと横たわりました。全身が、まだ熱いもので満たされています。今までのオナニーでは味わったことのないような、それは激しい絶頂感でした。私は目を閉じたまま、さっきまで鏡に写っていた自分の姿を思い浮かべていました。あんなにいやらしく、恥ずかしい姿を鏡で見ながら、私はとても興奮してしまったのです。
考えてみれば、今までは自分ひとりで、こっそりとオナニーすることしかできませんでした。そんなに恥ずかしい姿を人前にさらすなんて、とんでもないと思っていました。しかし本当は、自分のいやらしい姿を、誰かに見て欲しかったのではなかったのでしょうか?
私が目にしたSM雑誌の女性はきっと、カメラマンや編集の人たちの前で、恥ずかしい格好のまま縛られ、責められたのでしょう。そんなふうに私も、たくさんの人に見られながら、自分のすべてをさらけだしたいと、心のどこかではその女性に憧れていたのではないでしょうか?
そんなことが、私の脳裏に浮かんできました。きっと、そうに違いありません。私は、多くの人に見られながら、恥ずかしく責められるのが大好きな、いやらしい変態マゾの女の子なのです。そして、みんなに私の身体の奥までをじっくりと見てもらいながら、いっぱい恥ずかしいことをされる、そんなとうてい思いもつかなかった出来事が、今や現実になろうとしているのです。
今度は、冊子の女の子の写真が、私の頭に浮かびました。いじめられていたあの子は、どんな子なんだろう…やっぱり、人に見られるのが大好きな、いやらしい女の子なんだろうな、早く会ってみたい、私はそう思いました。麗子さんや、ナツキさんや、他のたくさんの方たちからあんなふうに辱められるのが好きだなんて、きっと相当変態な女の子なんだろうと、私は想像を巡らせました。
今週の土曜日には、はじめてのパーティーがあります。私も、最初からあんな風にいじめられるんだろうか?そんなことを考えると、私は、高まる期待と、少しの不安を覚えていました。
身体の高ぶりが次第におさまってくると、また洗濯ばさみの痛みがよみがえってきます。私は、洗濯ばさみを、ひとつひとつゆっくりと外していきました。洗濯ばさみは、皮膚にきつく食い込んでいるせいで、外す時も痛いのです。私は、わき起こる痛みをこらえながら、ようやくそれらをはずし終えると、再び身体を起こしました。
鏡の中には、涙と鼻水にまみれた顔で、洗濯ばさみの赤い跡を体中につけた、みじめな私の姿がありました。あごから胸のあたりにかけては、流れ落ちたよだれのせいで、べとべとと汚れています。私は、よだれで汚れた自分の胸を、手で撫でてみました。そして、ぬるぬるとするよだれをのばし、乳房の上に広げてゆきました。そのうちに、乳首の方まで手がのびてゆき、私は、まただんだんいやらしい気持ちになってゆきました。
(まだ満足しないの?ホントに千夏って淫乱なメス犬なのね…)
そう、鏡の中の自分にしゃべりかけながら、私はまたオナニーを始めてしまったのです。
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