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アナルの館・亜由美のマル秘体験

第二章

 その日から亜由美は、定期的に”アナルの館”を訪れるようになった。部屋に入ると、Rが微笑みながら迎えてくれる。亜由美は座布団に正座してお茶を飲みながら、その時を待つ。
「じゃあ、そろそろ服を脱いでみようか」
 Rの掛けるその言葉が、調教を始める合図だ。それを聞くだけで、亜由美のおまんこは濡れてくる。そして、亜由美は立ち上がると、自分で服を脱ぎ始めるのだ。
「亜由美ちゃんの好きな食べ物は何?」
 素っ裸で立ちつくしている亜由美の身体を触りながら、いきなりRが尋ねた。
「えっ?オ、オムライスです……」
 こんな状況で突然質問されて、亜由美はとまどいながら答える。
「そうなんだ、オムライス、おいしいよね」
 Rはイヤらしい顔で、亜由美の素肌を撫で回しながら言う。
「はい……」
 自分だけ裸でこんな会話をしていると、亜由美はますますドMな気分になってくる。
「大学で、好きな人とかいないのかな?」
 今度はRが、亜由美のおまんこの入り口を指先で撫でながら聞く。亜由美のおまんこは、もうおまんこ汁でヌルヌルだ。
「い、いえ、まだ……。ああっん!」
 Rの指先が、亜由美のおまんこ汁をクリに塗りつけるように優しく撫でると、亜由美が喘ぐ。
「ふふふっ。亜由美ちゃんは変態女だもんね。普通の男の人はビックリしちゃうかな」
 Rは言いながら、全裸の亜由美を布団の上に連れていき、抱くようにしてそっと座らせた。
「ところで、亜由美ちゃんは、乳首はイジったりしないの?」
 布団の上に体育座りをしてモジモジしている亜由美に、またRが尋ねる。
「いぇ……」
 Rに身体を触られながら、恥ずかしそうに亜由美が答える。
「可愛いアナルマゾになるためには、お尻の穴以外も感じるように調教しないとね」
 Rは指先で、亜由美の乳首をつまみ始めた。
「んんっ、うふっん」
 また亜由美が喘ぎ出し、おまんこはますます濡れていく。
「そうそう、いい子だね、亜由美……」
 Rは亜由美の乳首に、指先で刺激を与えていった。亜由美の顔がだんだんマゾ女らしく変わってくる。
「じゃあ、そこに寝てみようね、亜由美」
 はい、と素直に返事をすると、また亜由美はいつものように、布団に仰向けに横たわった。畳んだバスタオルを腰の下に敷くと、Rは亜由美の足首を持って、亜由美の足をゆっくりと、M字開脚のポーズに折り曲げる。もう、濡れているおまんこもお尻の穴も丸見えにされ、いつものように、亜由美の頭はぼうっとしてくる。そして、
(自由にシツけて下さい……)
 と、Rのアナル奴隷の気分になってしまうのだ。亜由美は、自分から両ひざの裏を抱えて、身体の方に引き寄せた。Rは、ローションをたっぷり垂らした中指の指先で、亜由美のお尻の穴を触り始める。やがてRがだんだんと力を込めると、その指先は、亜由美のお尻の穴にじわじわと入っていく。指を出し入れされたり、中でグルグル回されたりして、亜由美のお尻の穴はすみずみまでRの指でシツけられ、亜由美は「ああっ、ああん!」と、腰をクネクネさせながら喘いだ。

「じゃあ亜由美ちゃん、今度は、亜由美ちゃんをメス犬にして、アナル調教をしてあげよう」
 Rの中指でジックリとお尻の穴をマッサージされ、亜由美の顔がドMに変わってきたところで、Rは指先についたローションをティッシュで拭いながら言った。
「メス犬、ですか……?Rさま」
「そう、四つんばいのポーズで。その方が、お尻の穴も水平になって、シツけやすいからね。犬の首輪もつけてあげるよ」
 Rは赤い首輪を取り出すと、亜由美の首に巻きつけた。
「ふふふっ、とっても良く似合ってて可愛いよ」
 Rが急にSの顔つきになる。
「ほらっ、そこに四つんばいになりなさい、亜由美」
 いきなり命令されて、亜由美はおまんこからおまんこ汁を垂らしながら、小さくはい、と答えると、その通りにした。
「イヤらしいメス犬だねぇ、亜由美は」
 Rは、布団の上で四つんばいになった亜由美の横に座ると、真っ白いお尻をなで回していく。ううん、はあぁ、と、亜由美は甘い吐息を漏らし始めた。そして、ご主人さまぁ、早く、亜由美のお尻の穴を可愛がって下さい、とでも言うように、腰を振りながら、自分でおねだりまでしてしまう。
「よしよし、亜由美はイヤらしいワンちゃんだね」
 そのイヤらしい腰の動きを見たRは、ヌルヌルのローションをあたらめて指先に塗りつけると、四つんばいでゆっくりとお尻を振りながら待っている亜由美のお尻の穴に、またその中指を埋め込んでいった。もうコツをつかんできたせいか、Rがお尻の穴に指を入れようとするだけで、亜由美はお尻の穴の力を抜いて、Rの指先は、するっと中に入ってしまう。
「ああっん……!」
 まだエッチもしたことがないのに、Rとエッチをしているような気分だ。亜由美は、お尻の穴で感じるRの中指を、ゆっくり締めつけたり、また緩めたりして、お尻の穴をおまんこみたいにヒクヒクさせた。ネットリと締めつけてくる、その意思の力を感じると、Rも興奮しながら、また少し、中指をぐるぐると動かし、亜由美のお尻の穴がもう少し広がるようにシツけていくのだ。
「そのまま前に、歩いてごらん、亜由美。ゆっくりと」
 四つんばいになった亜由美のお尻の穴に中指を入れたまま、Rが言った。
「えっ!?」
「お散歩だよ、亜由美」
 Rは亜由美の後ろから、ゆっくりと身体を押した。その力で、亜由美はお尻の穴にRの中指をくわえこんだまま、両手両足を動かして、前に進み始める。
「そうそう、可愛いよ、亜由美」
 全裸でお尻の穴に指を入れられたまま、四つんばいで犬のように歩くのが可愛いのかどうか、亜由美には分からない。ただ、Rの言葉通りに、従うだけだ。
 じゃあ、こっちに行こうね、などと言いながら、Rは布団の上の亜由美を促し、自分も膝立ちになると、布団から出て床の方に連れていく。
「あぁん、んんっ……!」
 お尻の穴に入っているRの中指にコントロールされている気分で、亜由美は全裸に赤い首輪の恥ずかしいメス犬姿のまま、喘ぎ声を漏らしながら、部屋の中を一周した。
「良かったよ、亜由美ちゃん」
 恥ずかし過ぎるメス犬歩行が終わり、ぐったりと布団の上に仰向けになっている亜由美の身体を撫でながら、Rは優しく声をかけたのだった。

 大学の授業が終わった放課後、インカレのオーケストラサークルでオーボエを吹いていても、亜由美はあの恥ずかしいメス犬姿でのアナル調教を思い出し、おまんこが濡れてしまう。そして、チェロの響きでさえも、今の亜由美にとっては、Rがイヤラしく命令する、あの低い声の調子に感じてしまうのだった……。

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