【2つ目の場所3】
少ないとは言え、休日の夜に行ってみると、それなりにお客さんは来ていました。その中には、何度も責められた相手もいます。いちばん印象に残っているのは、のっぺりとした顔に眼鏡をかけた、サラリーマン風の中年男性です。
待ち合い室で座っている時には何も起こらず、隣のプレイルームに入ってしばらく待っていると、その人も来て遊びはじめるというのがいつものパターンでした。そうっと近づいて来て、トランクスを脱がされます。そして、恥ずかしい所を触られたり、時にはフェラチオされたりもしました。
その人はあんまり縛ったりすることはなく、いつも僕を布団に寝かせてから足を高く上げさせました。そして、そのまま頭の方にまで足を曲げられ、お尻の穴が真上を向くぐらいの姿勢にさせられます。その恥ずかしい姿勢のままで、お尻の穴を観察され、触られ、バイブを入れられます。最後にはその体勢のままで、いつもペニスを受け入れていました。
遊んでいる時もずっと眼鏡をかけたままだったので、変態的な相手に犯されているという雰囲気が高まり、とても興奮しました。ほとんど、会話をしたことはありません。でも、その人の欲望のままに、いやらしく身体をなぶられていました。
その人の他にも、何となく顔なじみになってくる相手が、数人ほどできました。どの人も、僕より年上の、30代後半から40代の人たちです。僕はホモSMを経験していくうちに、年上のいやらしい男の人に責められるのが好みだと感じるようになっていました。
その場所に集まってくるお客さんの中で、僕は若いほうだったと思います。そのため、そういう年上の男の人と遊べる機会は、割と多くありました。ただ、僕はそのような人に、自分からアピールしていくことまでは、恥ずかしくてなかなかできません。でも、いやらしい願望ははちきれそうだったので、いったん年上の男の人に誘われると、淫らな自分を出してしまい、その人達と顔なじみになるくらい、何度も遊んでしまうのでした。
そのお店では、たまに待ち合い室でも軽く責められることがありました。トランクスを脱がされて、ペニスをしごかれた程度だったのですが。でも、普通の明かりの下で、他のお客さんがいる所でそういうことをされると、自分が変態になった気がして、ものすごく興奮していたものでした。
つづく
戻る