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子羊の隠れ家


 卓也は都内の某大学に通う学生で、今年二十歳になるが、まだ童貞だ。しかも、ドMな性癖を持っている。大学のクラスメートやサークルにも女子はいるが、できることなら年上のお姉さんに筆おろしをしてもらいたいと、卓也は密かに思っていた。
 そんな悶々とした日々を過ごしていたある日、卓也は、あるホームページを見つけた。それは、『子羊の隠れ家』というサイトだ。そこはまさしく卓也の願望を叶えてくれそうな場所だった。厳しい選考テストをパスした卓也は幸運にも、そのサイトの管理人、亜希子の部屋に招かれたのだった。

「普段は私、郵便局に勤めているの」
 座っていた椅子をくるっと回してこちらを向くと、亜希子は言った。
「そうなんですか……」
 亜希子は25歳くらいだろうか、眼鏡をかけ、長髪ですらりとした美人だ。サイトに書いてある内容とのギャップに、卓也は少しとまどった。何しろ、あの『子羊の隠れ家』では、子羊たちがあんなことやこんなこと、とにかく誰にも言えないようなシツケをされているのだ。
 亜希子は眼鏡を外すと机に置いて言った。
「卓也は私に調教されたいの?」
「はっ、はい……、ぜひ、よろしくお願いしますっ!」
 卓也は興奮して答えていた。
「じゃあ、まずそこでハダカになってもらおうかしら」
 亜希子はいきなり言った。
「子羊に、なりたいんでしょ……?」
 優しく微笑む亜希子を見て、卓也はドMのスイッチが入った。
「はい、亜希子さま……」
 強制されたわけでもないのに、ご主人様と話す時のような口調になってしまう。
 卓也は、その場で立ったまま、震える手で服を脱いでいった。パンツ一枚になった卓也に、亜希子が言う。
「全部脱ぎなさいね」
 卓也は処女のように顔を赤らめながら、白いブリーフを脱いで、足もとに置いた。
「可愛い子羊ちゃんね……」
 亜希子は、素っ裸になってしまった卓也の身体を優しく撫でながら言った。卓也の仮性包茎のオチンポは勃起し、先走り汁が垂れ始めている。
「お姉さんの前で裸になって興奮してるのかしら?」
 卓也のオチンポを眺めながら、亜希子が微笑んだ。
「済みません、亜希子さま……」
「お姉さんに可愛がってもらいたいんでしょう……」
 亜希子はいきなり卓也の足もとにひざまずくと長い髪をかき上げ、ギンギンに勃起している卓也のオチンポをぱくっとくわえこんだ。そして、その絶妙な舌先と口の動きで、卓也のオチンポの気持ちいいところを、巧みに愛撫していく。
「むふうっ!」
 いきなりのフェラに、もう卓也のオチンポは耐えられなかった。すぐにドクドクと、亜希子の口の中に、濃いザーメンを放出してしまったのである。
 亜希子は卓也のザーメンをごくりと飲むと、立ち上がった。
「あら、もうイッちゃったのね」
「す、すみません、ご主人様……」
「いいのよ、可愛いコね、ふふふ」
 亜希子は笑いながら、卓也の頭を撫でた。最初にフェラでイカせるのは、想定内の事だった。卓也のように若い男子は、まず一回抜いておいた方が、扱いやすい。亜希子は卓也を、布団の上に導いた。
「じゃあこれから、ジックリと楽しみましょうね……」
 亜希子は優しく微笑むと、少しずつ服を脱いでいく。そして全裸になると、卓也にぴったりと寄り添った。真っ白い亜希子のハダカに圧倒されて、卓也は息を飲んだ。しかも、いい匂いがする。
「お姉さんがゼロから手ほどきしてあげましょうね……」
 亜希子は卓也を寝かせると、その顔の上にまたがり膝立ちになって、ゆっくりと腰を落としていく。
「さぁ、お姉さんのおまんこ、舐めてちょうだい……」
 卓也は亜希子のおまんこをペロペロと舐め始めた。郵便局員らしい知的でしなやかな身体から、とろとろのおまんこジュースが溢れてくる。
「どう、卓也。美味しいかしら?」
 卓也は亜希子のおまんこジュースを舐めながらうなずいた。
「今度は卓也のオチンポ、舐めてあげましょうね」
 亜希子は卓也からいったん離れると、卓也の足もとに座った。そして、卓也の両足を開かせるとその間にしゃがみ、卓也のオチンポを握ると、またパクっとくわえこんだ。二度目のフェラにもかかわらず、卓也の若いオチンポは、もう完全に勃起している。亜希子は起き上がって卓也にまたがると、オチンポの上に腰を落としていった。
「じゃあ、卓也のオチンポ、頂こうかしら……」
 亜希子は卓也のオチンポを片手で軽く握って支え、んんっ、と軽く喘ぎながら、その硬く勃起した卓也のオチンポを、自分のおまんこにゆっくりと導いていった。
 卓也のオチンポが、亜希子のおまんこに包まれていく。ネットリと温かく絡みつくその感触は、先ほどのフェラ以上に、卓也のオチンポを、先端から根もとまで刺激していく。亜希子が腰をじわじわと上下させ、卓也のオチンポをおまんこで締め付けながらしごいた。
「はうっんっ!んんっ!」
 と声を上げているのは卓也の方だ。
「いいわよ、可愛いわね、卓也」
 と言いながら、亜希子はイヤらしい顔つきで腰を動かしている。
「ううっ、くううっ!」
 夢見た通りの初体験で、卓也のオチンポはまた爆発寸前だ。
「もうイキそうなのかしら、卓也?」
 亜希子は笑いながら、卓也の方に倒れかかって身体を預けた。そして、
「ぎゅっと抱っこしてね、卓也」
 と言うと、亜希子は卓也に口づけをしてきたのだ。そのとろけるようなマシュマロボディの膨らみを感じながら、卓也は必死で亜希子の背中を抱きかかえ、亜希子の口を吸った。そしてあと数回、亜希子がゆっくりと腰を動かすと、また卓也はビクビクと身体を痙攣させながら、今度は亜希子のおまんこの中に、今日2回目の射精をしてしまったのだった。

「じゃあ、頑張った子羊ちゃんにご褒美をあげましょうね……」
 亜希子は卓也をバスルームに連れていった。そして、卓也を仰向けに寝かせると、また、卓也の顔の上にしゃがんでいく。
「お口を開けてね、卓也」
 中出しされた卓也の精液が、卓也の口の中にたらーっと垂れてきた。それから、それを追いかけるように、亜希子の生温かいオシッコが、しゅーっと音を立てながら卓也の口に入ってくる。
「卓也は変態だけど、私も変態よ。安心して……」
 オシッコが終わった亜希子は立ち上がると、その美しい裸体を輝かせながら、いま一度、女神のように優しく微笑んだのだった……。


 卓也は亜希子が用意してくれた部屋着に着替えると、夕食に亜希子の手料理をご馳走になった。その食事も終わろうとする頃、亜希子が口を開いた。
「食べたら、夜のお散歩に出かけましょうね」
「散歩……、ですか、亜希子さま」
 その言葉を聞いて、卓也はブルっとふるえた。それもまた、『子羊の隠れ家』で読んだことがある。ただの散歩ではないのだ。
「じゃあ、ハダカになってね、卓也」
 食事の後片付けが終わると、亜希子は微笑んで言った。
「はい……、亜希子さま……」
 またドMのスイッチが入った卓也は、もう仮性包茎のオチンポを硬くしながら、服を脱いで裸になってしまったのだった。亜希子は、全裸になった卓也の首に首輪をつけると、リードを持った。そしてそのまま、卓也は亜希子に連れられて、夜の街へと出て行ったのである……。
 卓也は本当に素っ裸で犬のように首輪をつけて、亜希子にリードを引かれながら、夜の商店街を歩いている。亜希子のペットになった全裸歩行の興奮で、ドMな卓也の仮性包茎オチンポは完全に勃起し、亀頭もすっかり露出している。すれ違う人たちは、オチンポを勃起させたまま全裸で歩く卓也の姿に驚くが、側に立つ美人な亜希子が微笑みながら会釈をすると、思わず礼を返してしまうのだ。
 二人は酒屋に入った。
「おばさん、こんばんは」
「あら、亜希子ちゃん、今夜も暑いわね」
 酒屋の女主人が、亜希子の隣に立っている全裸の卓也を見た。
「このコが新しいペットかい。また若いコだねぇ」
 女主人は笑いながら、卓也の身体中を眺め回している。
「オチンチンもしっかり勃起させて。頼もしいわ」
 女主人がぐっと卓也のオチンポを握ったので、思わず卓也は「ああっん!」
 と女の子のような悲鳴を上げた。
 実はこの商店街では、亜希子が全裸の若い男と連れ立って散歩している事は、すっかり知れ渡っているのだ。お得意さんでもあるので、みんな興味津々で仲良くしてくれる。
「もう一通りシツケたのかしら?」
 女主人がニヤニヤしながら聞く。
「いえ、これからです」
 と言い、亜希子は缶ビールとワイン、それに、いくつかのおつまみを買った。
「じゃあ、おばさん、また」
 亜希子は挨拶すると、また全裸の卓也と連れ立って、蒸し暑い夜の商店街を歩いていく。そして今度は、小さな本屋に立ち寄った。バイトの女子高生、真紀が店番をしている。
「あら、亜希子お姉さんこんばんは」
 レジに座っている真紀が亜希子に笑いかけた。そして、リードに繋がれた全裸の卓也に視線を移す。
「可愛いペットですね、お姉さん。オチンポも勃起して」
「そうなの。いきがいいのよ。卓也っていうの」
 亜希子は卓也のリードを引っぱり、真紀の前に押し出した。もうビンビンに勃起して皮も剥け、亀頭までしっかり露出しているオチンポをジロジロと見られて、卓也はドMの興奮でぼうっとしている。
「ほら、ご挨拶なさい」
 亜希子はリードをぐいっと引いた。
「は、はい。亜希子さまに可愛がって頂いている、卓也と、申します……」
 卓也はもう、硬くなったオチンポの先から透明なオチンポ汁を垂らしつつ、女子高生の真紀にご挨拶をした。
「へぇー。タクヤさんって、ドMなの?裸で歩いてて恥ずかしくないの?」
 あきれたような顔で、真紀が聞いてきた。
「はっ、はい。かなりの……、Mだと、思います……。ハダカは、亜希子さまのご命令ですので……」
 勃起したオチンポを真紀の前でビクビクと震わせながら、卓也が答える。真紀が長い物差しで卓也のオチンポをつついてみると、卓也は、ああっん、と悲鳴をあげた。
「じゃあ、せっかくだから、オナニーしてもらいましょうか」
 亜希子がイヤらしい顔で言った。
「えっ、ここで、ですか、亜希子さま……!?」
「真紀ちゃんにはいつもお世話になってるから。エッチな本を注文したり。恩返しがしたいのよ」
「私も見たいなぁ、タクヤさんがイっちゃうところ」
 真紀も上目づかいで言うと、ボックスティッシュを取り出してレジの上に置いた。
「イキそうになったらこれを使ってね」
 卓也は一瞬、真顔になったが、またドMの興奮が盛り上がってきた。
「はい……。では……、卓也のオチンポしごいて精子出します……。亜希子さま、真紀さま、ジックリとご覧下さい」
 そんな変態な言葉を自ら口にすると、二人の女性が見まもる前で、卓也は立ったまま全裸の公開オナニーを始めてしまったのだった。
 卓也はうつろな目をして、本屋の中で全裸のまま、自分のオチンポをシコシコとシゴいている。その様子を二人の女性にジックリと観察されているのだ。それは、ドMに目覚めた卓也にとっては、夢のような時間だった。卓也は軽く笑みを浮かべながら、気持ちよさそうに仮性包茎オチンポを握った手を上下させた。やがてイキそうになった卓也は、急いでティッシュを取った。そして、オチンポをシゴく手を少し緩めながら、亜希子と真紀の顔を見た。もう、完全な変態マゾの表情だ。
「ドMな卓也は、今からオチンポから精子出しますっ!皆さんでご覧くださいぃっ!」
 卓也は喘ぐようにそう叫ぶと、広げたティッシュの中に、どくどくと、今日何度目かの射精をしてしまったのだった。若い男の精子の匂いが、あたりに広がった。
「たくさん出ちゃったね、タクヤっ」
 そのとき突然、真紀がレジから出てくると卓也の前にしゃがみこみ、卓也のオチンポをくわえた。
「いいわね、真紀ちゃんにオチンポお掃除してもらえて」
 亜希子が笑いながら言う。
 とっさのことに卓也は呆然としたまま、真紀にオチンポをしゃぶられていったのだった。


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