洗濯バサミがすべて取り外されると、麗子さんが言いました。
「じゃあ、一回シャワーを浴びてきましょう、ナツキちゃん、一緒に行ってあげて」
ナツキさんが、私の手を取り、バスルームに連れていってくれました。まだ全身がぼうっとしびれ、よろよろとした足取りで、私はナツキさんに支えられながらバスルームに向かいました。
「とっても、感じてたよね、千夏ちゃん」
腕まくりをしたナツキさんが、私の頭をひとなですると、ボディーソープをつけて、私の身体を洗い始めました。ナツキさんの手のひらが、ぬるぬると私の肌をなでると、それだけで、私のカラダは熱くなってしまいます。
「ここも、ちゃんと洗わないとね」
ナツキさんがほほえみながら、私のアソコに手を伸ばしました。ナツキさんにそこを触られ、ゆっくりと愛撫されると、優しいその指使いに、身体が反応してゆきます。もう、身体をもてあそばれる快感のとりこになっていた私は、ナツキさんに全てをゆだねていました。そのうちナツキさんは、私の身体を洗い終え、シャワーできれいに流してくれたのでした。
「私は先に上がるから、身体をきれいに拭いてから、こっちに来てね」
ナツキさんが出ていくと、私はそこにあったバスタオルで身体をふいて、それを身体に巻きつけると、おずおずと、皆さんの待つ部屋に戻りました。写真で見た、あの大きな白いテーブルのまわりに、皆さんが座っています。もう私のおもらしはきれいに拭かれ、ひじかけイスもどこかに片付けられていました。マミさんの姿も見当たりません。
「今日は千夏ちゃんの歓迎パーティーだから、みんなでお祝いしてあげるのよ」
いつの間にか麗子さんが、私のそばに立っていました。優しく抱きしめられ、顔を寄せられ、耳にキスされると、私の身体から、ふうっと力が抜けていきます。すると麗子さんは、私の身体に巻きついたバスタオルを取りさって、また私をハダカにしてしまったのです。洗い立ての身体から、ボディーソープの香りが、あたりにふわっと広がりました。
「いい匂いね…。さぁ、そのテーブルの上に上がって…」
麗子さんが、優しい声で促しました。その意味がわからない私がきょとんとして
「えっ、この上に、上がるんですか…?」
と、問い返しても、麗子さんは優しくうなずくだけです。ナツキさんに助けられながら、私は裸のまま、テーブルの上に乗せられていたのです。
「みんなで、千夏ちゃんのことを味わってあげるのよ。さぁ、そこに仰向けに寝て…」
麗子さんの言葉にとまどいながらも、私は言われた通りに、そこに寝そべってしまいました。すると、お皿の上に食べ物をのせ、皆さんが運んできたのです。そして次の瞬間、皆さんは、それを私の身体の上に、次々と乗せはじめたのでした。冷たいフルーツやサラダが、私の肌を刺激していきます。
「ああっ、先輩…!これって…?」
「怖がらなくてもいいのよ。千夏ちゃんは、お皿なの。お料理が落ちないように、じっとしててね」
麗子さんが、そう説明してくれました。そうしているあいだにも、横たわっている私の上に、どんどんお料理が乗せられていきます。そして、そのうちようやくそれが終わると、皆さんは飲み物をコップに注いでいきました。
「今日は、かわいい新メンバー千夏ちゃんに、乾杯!」
飲み物がいきわたったところで、ナツキさんの声に合わせて、皆さんが乾杯しました。麗子さんが、コップのワインを一口含むと、横たわっている私に、口うつしで飲ませてくれます。優しい口づけにうっとりしながら、わたしは口いっぱいにひろがるワインを味わいました。皆さんが私の身体にお箸を伸ばし、次々に食べ物を取っていきます。恥ずかしくて、身体をくすぐられるような快感で、私のアソコは、またじわじわと濡れ始めていたのです。
続く
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