第六章

 食卓からふたたび抱き下ろされた真奈美は、床に四つんばいの姿勢になった。忠弘が、真奈美の首に首輪を巻きつけてゆく。そして、リードを昌一に渡した。
「これから、真奈美を散歩させるのですが、どうか、これを持ってやって下さい。お客様のメス犬としてお仕えするのが、真奈美にとっては、最高のよろこびなのです」
そう、忠弘は言った。
昌一は、サディストの興奮で頭がいっぱいになりながら、そのリードを受け取った。
「昌一さま、どうか、私をいっぱいかわいがって下さいね」
 昌一を見上げながら、真奈美にそう言われると、昌一の股間の膨らみは、いっそう激しくいきりたった。
「さあ、行こうか」
 忠弘に声をかけられ、真奈美は4つんばいのまま、ゆっくりと進み始めた。リードを持った昌一は、真奈美の後ろから、それに従った。後ろから見る、真奈美のアソコは、ねっとりとした液体でおおわれ、その様子を見るだけで、昌一は放出しそうだった。
 そろそろと、真奈美は、明け放たれた窓からベランダへ、そして裏庭へと、足をすすめた。父親は、たずさえたムチを、ぴしり、と、真奈美の白いお尻に打ちすえた。
「あぁっ」
悲鳴をあげる真奈美に、忠弘は言った。
「よしよし、いい声で鳴くようになってきたね。私も、お前が成長するのを見ると、とっても嬉しいよ」
そう言いながら、さらに真奈美の裸の背中に、ムチを振り下ろしていく。
「はぁん、はあっん」
真奈美は首を上下させながら、悲鳴のような鳴き声を上げた。
 幾度かムチを当てて真奈美を鳴かせながら、昌一たちはやがて、裏庭の隅にある水飲み場へとたどり着いた。すると忠弘は、
「少し準備がありますので、その間、真奈美には御奉仕させておきます」
そう言って、そばの小屋に入っていった。
 すると、四つんばいになったままの真奈美が、昌一に向き直って言ったのだ。
「昌一さま…。どうか、たくさん御奉仕させて下さいね…」
そう言ったかと思うと、真奈美は、そっと昌一のズボンに手をかけて、チャックを下ろした。

続く
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