「あ…」
あまりのおどろきに、昌一は言葉を失った。忠弘が真奈美に言う、
「先生に、胸を、触ってもらいなさい」
その言葉を聞いた真奈美は、ゆっくりと手を伸ばして、昌一の手首をつかんだ。そのまま、自分の方に引き寄せると、昌一の手のひらを、そっと、自分の乳房に置いた。じっとりと吸いつくような、真奈美の乳房の感覚を手の中に感じ、昌一の頭には、電流が走った。
「どうですか。なかなか良く、育ってきたと思うのですが」
忠弘は、そんな言葉を、こともなげに昌一に投げかける。
「は、はぁ」
昌一は、現実とも夢ともつかない異常な体験に、ただ呆然としていた。
「良く揉んで、お調べになって下さい」
その言葉を聞くと、あやつられるように、昌一は、じわじわと、真奈美の乳房をつかんだ手を、ぎこちなく動かした。
「ううっん、ううっん」
真奈美が、小さい声を出した。昌一の動きに、反応しているのだ。今まで、妄想の中ではさんざん味わった真奈美の恥ずかしい声、それを今はっきりと、自分の耳で聞いた昌一の身体に、熱い血がかけめぐり、男の部分が目覚め始めた。
「真奈美も、うれしがってるようですな」
真奈美の様子を見ていた忠弘が、そう言った。
いつの間にか、うっとりと、いやらしい顔つきになった真奈美は言った。
「先生、私のおっぱい、どうですか?お気に召しましたか?」
そう聞かれて、昌一はただ、
「あ、あぁ、そうだな…。すごく…やわらかくて…、いいよ…」
そんな言葉を、たどたどしく返した。
「そろそろ、アソコも見て頂こうか」
忠弘はそう言うと、お手伝いさんを呼び寄せて、食卓を片づけさせた。慣れているのか、お手伝いさんは、表情ひとつ変えずに、さっさと食器を持ち運んでいく。立ち上がり、真奈美に近づいてきた忠弘に抱え上げられると、全裸の真奈美は、食卓の上に乗せられていたのだった。