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露出歩行にハマったお嬢さま
麗子は名門女子高に通う、とある財閥のお嬢さまだ。大学受験のために、麗子の父は家庭教師の裕也をつけてくれた。裕也は東大の学生で人当たりも良く、すぐに麗子とも打ち明けた。しかし裕也は、マニアックな性癖の持ち主でもあったのだった。
「あら、何かしら、この本」
八月の暑い夜、いつものように家庭教師の裕也と受験勉強したあと、麗子はソファーの下に一冊の本が落ちているのに気づいた。文庫本よりもまだ一回りくらい小さい、可愛い本だ。
(なになに、『露わになる快感』……?先生が落としていったのかしら?)
麗子は何気なく、その小さな本を読み始めた。
──人間は生まれた時からさまざまなものに縛られています。それらをきれいさっぱり解き放った時、人はすがすがしい喜びを感じ、気持ちよく生きられるのです。そのためにはまず、身にまとっているものを全て脱ぎ捨て、ハダカで外を歩いてみるのがおすすめです。──
(なるほどぉ、私もいろんなものに縛られてるから、楽になって気持ちよく生きてみたいわ……)
生まれた時から財閥令嬢として生きる運命にあった麗子は、そこに書いてあることが、すごく魅力的に思えた。
(そうだ、ちょっとやってみよう)
麗子は気軽な気持ちで全裸になると家の外に出て、広い庭を横切ると、とうとう豪邸の門から住宅街に出てしまったのだった。暑いとはいえ、全裸で歩いてみると、かすかな風が素肌に当たって意外と気持ちがいい。麗子は心が軽くなったような気分で、高級住宅街を素っ裸で素足のまま、歩き回ってしまったのだった。何度か試しているうちに、秘書の坂本にも見つかってしまった。
「おっ、お嬢さま、またハダカでお出かけですか!お父上に叱られますよ」
「大丈夫よ、坂本。今日は遅くなるって言ってたから」
麗子は美しい全裸姿で微笑むと、また颯爽と夜の街を歩いていく。
(あぁ。やっぱり裸で外を歩くのは気持ちいいわね、あの本に書いてあった通りだわ。ここから恋が生まれることもあるって書いてあったけど、本当かしら?)
麗子はそんなロマンスまで期待しながら、夜の住宅地を散歩していく。そんな麗子の様子を、物陰から見ている一人の男がいた。それは家庭教師の裕也だ。
(ふふふっ、すっかり野外露出に目覚めちゃったようだな)
麗子が読んで魅了された『露わになる快感』も、実は裕也が執筆していたものだった。そう、裕也は野外露出フェチだったのだ。
「どうです、島村さん。なかなかの上玉でしょう」
裕也は隣の男に話しかけた。
「確かに、すごく可愛い娘ですね、興奮しますよ」
島村は中年の開業医だが、美少女好きのロリコンで、しかも野外露出マニアでもあった。ひょんなことから裕也と知り合い、顧客の一人となったのだ。
「じゃあ、あとはお任せします」
そう言い残すと、裕也はその場を立ち去った。
しばらくすると、島村の前に全裸の麗子が歩いてきた。と、麗子がきゃっ!と悲鳴を上げた。
「痛い!」
麗子はその場にしゃがみこんだ。その時、物陰から島村が麗子の元に駆け寄ってきた。
「どうしました?お嬢さんっ」
「あ、足が、痛いんですっ!」
全裸でいることを聞かれないのも不思議に思わないぐらい、麗子は足の痛みに囚われている。
「どれどれ、あぁ、画鋲が刺さってますよ、お嬢さん。これは大変だ」
「えぇっ!」
「ちょうど私はその先で医者をやっているものです。すぐ処置をしてあげましょう」
島村は止めてあった乗用車に麗子を乗せると、自分の病院まで帰っていった。
「あぁ、ホントに助かりましたわ、先生、まだちょっと痛みますけど」
「消毒もしておきましたので、もう大丈夫でしょう」
「本当にありがとうございました、先生」
「ところで、なぜお嬢さんはハダカで歩いていたんです?」
「そういう本を、読んでみたんです……」
「もしかして、『露わになる快感』かな?」
「先生もご存知なんですか?」
「あれは名著ですからねぇ、とっても解放されますよ」
「先生も、解放されました?」
「あぁ、もちろん」
と言いながら、島村は自分も服を脱ぎ始めた。
「やっぱり人間はハダカが一番ですよ」
そして、こうやって、と言いながら、島村はベッドに腰かけている全裸の麗子を、ゆっくりと寝かせていった。
「先生、何をなさるんですか?」
島村は麗子の両足を持ってM字に開くと、麗子の可愛いおまんこをぺろぺろと舐め始めた。
「ハダカで歩くのもいいけど、麗子ちゃんみたいに怪我することもあるからねぇ。こっちも気持ちいいんだよ」
女体を知りつくしている島村は、麗子のおまんこを丁寧に舐めていく。
「ううんっ、あはぁっ!ホントですわ先生っ」
いつのまにか麗子も甘い声を上げながら、島村のクンニに酔いしれている。
「じゃあ、オチンポ注射をしてあげましょう」
島村はすっかり勃起しているオチンポを、財閥令嬢のぬるぬるしたおまんこに、ゆっくりと挿入していった。
「あぁ、あはぁんっ!」
いつのまにか麗子は、中年医師島村とセックスをしていたのだった。
「先生、オチンポって、こんなに気持ちいいんですね」
島村は巧みな腰つきで、麗子を抱きながら高めていった。
「もう、イっちゃいますわっ、先生っ!」
すぐに麗子は絶頂に上りつめていく。麗子は島村に恋し、また、島村のオチンポ奴隷になってしまった。
後日、島村は裕也に、たっぷりと謝礼を支払ったのだった。
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