「どれどれ」
 ミサキの両ヒザをぐいっとつかむと、真理子が顔を寄せてきた。ぽつぽつと剃り跡の残る丘の下には、赤く濡れた割れ目が、ぱっくりと口を開いている。そして、さらに下の方には、黒いアナルプラグの先端が、グロテスクに顔をのぞかせていた。
「イヤらしいね、ミサキちゃん。こんなにツルツルで、こんなものまでお尻にくわえて」
 あらわになったミサキの股間を、真理子は細い指先でソワソワとなで回していく。
「あっ、はううっん」
ミサキは身体をびくびくさせると、後ろに手をついた。
「さぁ、じっくり検査してあげようね、ミサキちゃんの穴を。まずは味見から…」
そう言うと、真理子はミサキの割れ目に口づけ、舌をはわせた。どろどろとしたミサキの蜜が、じゅくじゅくとしみ出している。ううっ、はうっ、と声をあげ、脚を震わせながらミサキは悶えた。
「とってもいやらしい味よ、ミサキちゃん。ちょっとオシッコも混じってるかな」
 ミサキは、ふうぅん、ふうっんと鳴き声をあげ、メスの臭いをふりまいていく。真理子は舌先を、固くふくらんだ花心にすべらせた。そして、小さい突起のつけねまで、丹念に舐め上げていく。
「あぁっ、あはぁっ」
 真理子の丹念な責めに両ヒザをブルブル震わせながら、ミサキは息も絶え絶えだった。

 ひととおり、ミサキのアソコを舐め上げた真理子は、そこから口を外した。そして、無防備にアソコをさらけ出したまま、とろんと目を潤ませるミサキを眺めた。もう、すっかり快楽に支配されたミサキは、まるでご主人様を見上げるように、真理子に視線を向けている。
「じゃあ、お尻の穴も調べてあげようね」
「はい…」
ミサキが小さくうなずく。真理子は、ミサキのアナルプラグに手をかけて、ぐらぐらと揺り動かした。はうっとミサキがあえぎを漏らす。
「だいぶ感じやすくなってきたみたいね、いいコよ」
そう声をかけ、さらに真理子はアナルプラグをぐいぐいと動かした。
「両方、一緒に触ってあげるわね」
 真理子は、ぐちょぐちょに潤っているミサキのアソコに、もう片方の手を伸ばして触り始めた。指先を、ずぶっと中に侵入させて、ぐじゅぐじゅと音を立ててかき回していく。
「ほらっ、たくさん、二つの穴で感じてみなさいっ」
 真理子はミサキのアソコを責めながら、じわじわとアナルプラグを引き抜き始めた。お尻の穴をゆっくりこすられ、排泄感が襲ってくる。ミサキは思わず腰を浮かせて、頼りなく訴えた。
「ああっ、センセイ…。ウンチ漏れちゃう…」
「大丈夫よ、ミサキちゃん。だんだん、プラグが抜けてきたわよ…」
真理子はさらに力をこめると、ついにすぽっ、と、アナルプラグを引き抜いた。
「ひいっ!」
 その瞬間、ミサキは大きく悲鳴を上げた。アソコとお尻の快感が下半身を包み込み、身体中を駆け巡っていく。頭の中が白くなり、がくっとミサキの力が抜けた。

つづく

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