【2つ目の場所5】

 その男の人はブリーフを脱ぐと、布団の上にあぐらをかいて座りました。彼のペニスは、彼の身体と同じように太くてたくましく、もう完全に勃起していました。彼は僕の手をペニスに導くと、それを触らせてくれました。ペニスは固く、あつい熱を持っていました。
 たくましいペニスを目の当たりにすると、僕はもう、それを早くお尻に入れて欲しいという気持ちで、いっぱいになってしまったのです。ペニスを見ただけで、そんなに欲情したのは初めてでした。彼は、うっとりとした表情の僕を見ながら、満足そうな笑みを浮かべました。
 男の人はあぐらをかいたままで、僕をそっと抱き寄せました。そして、両手で僕の腰を少しかかえ上げると、ゆっくりと自分の両足の間に下ろしていきました。僕は後ろに手をつき、少しのけぞるような格好で、だんだんと彼の股間に自分の腰を沈めていきました。
 ぐううっと、僕のお尻の穴を押し広げながら、彼の太くて固いペニスが入ってきました。今までに感じたことのない感覚に圧倒されて、僕は息がつまりそうでした。男の人は、決して無理に動かそうとはせず、じわじわと確実に、僕の中に入ってきました。
「うふぅん」


 僕はまるで、女の子のような声をあげながら、征服される歓びに震えていました。お尻の穴の内側をペニスでこすられ、ぞくぞくと、いやらしい快感がわきあがりました。そのうちに彼のペニスは、根元までずっぽりと入ってしまいました。
 完全に入ってしまうと、男の人は、腰を動かし始めました。床に円を描くように、ぐいっ、ぐいっと、僕を乗せたまま、強い力でそれをくり返しました。お腹の中までえぐられるような、とても深い挿入感に、僕はただ、 「ああっ、ああっ」
とあえぎながら、彼に身をまかせていたのです。
 人には絶対に言えないような、変態で、いやらしいことをしているのですが、僕の心の中は、安心感でいっぱいに満たされていました。自分の恥ずかしい所を全てさらけだすことができたからでしょうか。とても大きなものに包まれているような気持ちになっていました。

つづく

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