プライベート調教3

 裸で縛られ、4つんばいになり、お尻の穴でこんにゃくを飲み込んでいくうちに、僕の頭の中には、イヤらしい考えがどんどん脹らんでいきました。そして、淫らな自分を、もっとさらけ出したいという欲望が高まっていったのです。
「あの…、あお向けになってもいいでしょうか?」
 とうとう僕は、そんなことを口走っていました。お尻の穴にこんにゃくが押し込まれている様子を、自分でも見てみたいと思ったのです。それは露出の快感に近いのかも知れません、自分の辱められる姿を見ると、僕はますます興奮してしまうのです。
「いいよ、じゃ、そうして」
 男の人は、僕の言葉に驚くこともなく、また事務的に言いました。僕の欲望など見すかされているようなその言葉に、僕はすっかり支配された気分でした。縛られた身体をぎこちなく返して仰向けになると、僕は両足をMの字に曲げました。ひっくり返されたカエルのように、ペニスもお尻の穴も全て丸出しの姿勢になってしまったのです。進んでそんな格好をするのは恥ずかしすぎることなのですが、それよりも、自分のイヤらしい姿をじっくり見たいという欲望の方が強かったのでした。
 男の人が玉こんにゃくを手にとって、僕のお尻に入れていきます。自分の身体をもてあそばれる様子を観察し、その快感を味わいながら、僕のペニスは透明なツユを吐き出し続けました。自分がモノになったように、それは今までに体験したことがないくらい、たまらない開放感でした。存分に調教される快楽を、僕は味わっていました。
 お尻の穴をずるずるとこすられるたびに、僕の身体全体に、快感が満たされていきます。身体の全ての部分が敏感になっていきました。そのうちに、乳首がうずき始めたのです。オナニーの時に意識して触っていたせいか、僕は高まってくると、乳首もいじめて欲しくなるのです。これもM女願望のあらわれかもしれません。
 うっとりと笑みを浮かべながら、僕は男の人を見つめました。
「洗濯バサミ、乳首に、はさんで欲しいです…」
 そんなことまで言うのは、さすがに勇気がいったのですが、僕はそう打ち明けてしまったのです。次々とわき上がる淫らな願望を、今なら全て吐き出してしまえる気がしていました。男の人はその言葉を聞くと、僕が持ってきた袋の中から洗濯バサミを取り出して、乳首にはさんでくれたのです。
「んんっ…」
 乳首を鈍い痛みが襲って、思わず声が漏れていきます。あえぎ声も、なんだか女の子っぽくなった気がしていました。ご主人様に、たくさん恥ずかしいことをされて喜ぶ女の子、そんな気分に満たされながら、僕は全ての欲求をさらけ出していったのです。初対面の男性の前で裸になり、自らイヤらしい格好になって、乳首には洗濯バサミをはさまれたまま、お尻の穴にこんにゃくをズルズルと押し込まれる、そんな変態行為をしながら、僕は最高の快楽を得ていたのでした…。
つづく
表紙へ