「じゃあ、ちょっとそこに座って、確かめてみようか」
まだ説明が良く分からない様子の美由紀に、卓郎は、もっともらしく声をかけた。
「そっちの広い所に、座ってごらん。この絵のポーズみたいに」
美由紀は何も疑わず、教室の前の方、広く空いたスペースに座ると足を投げ出した。
「こんな感じでしょうか」
美由紀のスカートから、白い足が、すらりと伸びている。思わず息を飲むほどの美しさだ。
「あぁ、今は太陽の光がないから、当たってるのは主に環境光だよね。そこに今度は、ライトを当ててみよう、太陽のつもりで」
卓郎は、足を投げ出した美由紀のそばに近づくと、石膏像に照明を当てるために使うスポットライトを取り出して、美由紀の足元を、ぱっと明るく照らし出した。
「ほら、このあたりだ。光の種類が違うだろ」
しゃがみこんで声をかけると、卓郎は、自然な動作で、美由紀のふくらはぎに手を伸ばした。温かく、しっとりとした美由紀の肌を、卓郎は表情も変えずに味わった。
「そうですね、さかい目が、くっきりしてます」
自分の足元に目を落とした美由紀の足を、卓郎は、いきなりぎゅっと握りしめた。
「えぇっ?先生っ!何なさるんですか?」
驚いて声を出す美由紀の口を片手でふさぐと、卓郎は、美由紀のスカートの中に手を差し入れたのだ。
「ううっ、ふうっ…!?」
もがく美由紀の口をしっかり押さえ、後ろに回って抱きしめると、卓郎は美由紀のパンティーの中に、強引に手をすべらせた。身体をくねらせ、必死に逃げようとする美由紀を押さえつけ、処女の茂みをまさぐっていく。
「んんっ、んぐううっ!?」
卓郎は、美由紀の身体をしっかり抱くと、やがて、美由紀の入り口に指先をのばした。
「美由紀、前から、お前のことが抱きたかったんだ。まだ、処女なんだろ?先生が男を教えてやるよ」
そう言うと卓郎は、固く閉じあわされた美由紀のそこを、じわじわと指でこすりあげた。美術教師だけあって、手先には自信がある。初めて触れる美由紀の形が、指先の感覚だけで、すぐに頭の中に浮かび上がった。卓郎は難無く、美由紀の小さな花芯、クリトリスを探り当てた。そこはまだ、しっかり包皮につつまれている。絶妙な指使いで、卓郎は美由紀のクリトリスの皮をむき、ゆっくりそこを撫で上げた。
「ふうっ…!」
そのとたん、電流に触れたように、美由紀が身体をのけぞらせると悲鳴を上げた。日頃はしっかりもので、美術部でも部長を勤める美由紀だが、自分の身体のつくり出す快感には、まだ目覚めていないようだった。
(本当にウブなんだな…、オナニーも知らないらしい)
自分の身体の反応に驚くように目を見ひらいた、美由紀の表情を観察しながら、卓郎はさらに美由紀のクリトリスを、優しく愛撫していった。