そのようにして、私はパーティーまでの数日間、毎日いやらしいことを考えながら過ごしました。大学の講議を聞きながら、アソコが濡れてくることさえ、たびたびでした。そして家に帰れば、裸の身体を鏡に写し、人には言えないような恥ずかしいオナニーにふける日々を送ってしまったのです。そしてついに、パーティーの日を迎えたのでした。
土曜日の午後、どきどきしながら、再び私はあのサークル部屋のドアを開けました。中には、あの日と同じように、麗子さんとナツキさんが待っていました。入ってきた私を見ると、二人は立ち上がり、ほほ笑みながら私に近づいてきました。
「よく来てくれたわね、千夏ちゃん」
麗子さんが私の髪をなで、軽く口づけました。するとふうっと身体の力が抜け、またあの日のいやらしい光景がよみがえってきたのです。
「アンケートは書いてきてくれたかしら?ちょっと見せて」
私はカバンの中からアンケート用紙を出し、麗子さんに手渡しました。麗子さんは、ナツキさんと一緒に、それを読んでいます。恥ずかしい身体を見すかされている気がして、私は消え入りそうな気持ちでいっぱいでした。
「そう、よく書けてるわ」
やがてそれを読み終わった麗子さんは、私の緊張を解きほぐすように、肩や腕を優しくなでてくれました。
「荷物は、私が預かっておくから」
ナツキさんにそう言われ、カバンを渡した瞬間、麗子さんが口にしたのです。
「じゃあ、ここでまた、ハダカになってもらいましょうね」
ナツキさんが、またあの日のように、ドアの鍵をがちゃりと掛けました。
「みんな、あなたのいやらしい身体を、とっても楽しみにしてると思うの…」
麗子さんとナツキさんが、私の洋服を静かに脱がせ始めました。するすると二人に脱がされ、私はすぐに下着姿になっていました。
麗子さんが紙袋の中から、長いコートを取り出しました。
「新入生はね、みんなに裸を見てもらうのが、決まりなの。これを上に着せてあげるから」
ナツキさんが私の後ろにまわって、ブラジャーのホックを外し、するりとブラジャーをはぎとりました。そして、もじもじする私にかまわず、パンティーまで下げられてしまったのです。あっという間に生まれたままの姿になった私に、麗子さんが、そのコートを着せてくれました。
「さぁ、パーティーに行きましょうね」
初めての体験にとまどう私は、両側から二人に支えられ、その恥ずかしい姿のままでサークル部屋を出てしまったのです。