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処女肉調教・奈津紀


第一章

 猛勉強の甲斐あって、地方都市に住む18歳の奈津紀は、この春めでたく都内の有名女子大に合格した。憧れの東京での学生生活、それはもちろん奈津紀にとってはウキウキするものだったが、奈津紀にはもう一つ、どうしても東京に出てみたい理由があった。それは、マゾとしてマニア調教を受けることだった……。
 『処女肉調教の館』──その怪しいタイトルのサイトを、奈津紀は受験勉強の合間に偶然見つけた。そのサイトの内容はSMに関するもので、サイトの管理人である男性の全裸写真やプロフィール、イヤらしい変態的なSM調教について、詳しく解説されていた。奈津紀はそのサイトでSMに関する知識をどんどん吸収してしまい、やがてなぜか、その変態男のマゾ奴隷になりたいという願望を持ってしまったのだった。その男は都内在住で、特にまだ男性経験のない、意欲のあるマゾ女を募集しているとのことだった。
 まだ処女の奈津紀にとって、変態男性にマゾ調教されることは、想像もつかない世界だった。清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟がないと、できない事だろう。しかし無事に東京の生活が始まった今、奈津紀の心の中では、その変態願望がどんどん膨らみ、もう現実化するしかないレベルまで、大きくなってしまったのだった。
 学生生活にもようやく慣れた5月の終わりに、奈津紀は決心して男の部屋を訪れた。その男はサイトに書いてあった通りの、頭髪も薄くなり肥満した中年男性で、イヤらしい笑みを浮かべて奈津紀の全身を舐めるように見回した。まずその容貌を受け入れるかどうかで、マゾとしての意気込みをチェックしているのだろう。その男の顔を見て、奈津紀は嫌悪感でブルっと震えた。
「じゃあ奈津紀ちゃんは、オジサンに調教されてもいいんだね」
 奈津紀の頬に顔を寄せ、その男は臭い息を吐きながら問いかけた。
「は、はい、ご主人さま、ぜひ、よろしくお願いします」
 そう言ったとたん、なぜか奈津紀のオマンコはヌルヌルに濡れてきたのだった……。
「じゃあさっそく、オシッコを飲んでもらおうね……」
 男は奈津紀をその場に正座させると、いきなり自分のオチンポを出し、奈津紀の口もとに差し出した。まだ半分皮がかむった仮性包茎のオチンポからは、やはり男の臭いがただよってくる。
「ほらっ、早く口を開けなさいっ!」
「は、はいっ、ご主人さま……」
 男のオシッコを飲むことが、その男のマゾ奴隷になる儀式だという事は、サイトに書いてあったので奈津紀も理解はしていた。ただ、突然のことなので戸惑いながら、奈津紀は口を開けた。その直後、男の臭いオシッコが、奈津紀の口の中に入ってきたのだ。
 はわぁっ、あぁっ、と悲鳴を上げる奈津紀の口に、ジョボジョボと音を立てながらオシッコが溜まって、あふれ出していく。
「ほらっ、早く飲まないと服にこぼれちゃうぞ」
 男がそう声をかけるまでもなく、もう男のオシッコは奈津紀の口から流れ落ち、服の方までぐっしょりと汚していくのだ。奈津紀は涙目になりながら、男の臭いオシッコを飲み込んでいた。口から喉の奥まで、男のオシッコの塩辛くて苦い味が、しっかりと刻まれ、奈津紀は自分が完全に変態女になってしまったのだと自覚した。その上こんなにオシッコまみれの服では、すぐに帰る事もできないだろう。奈津紀はマゾ奴隷に堕ちた自分の惨めな身の上に身体の奥がぼうっとして、すっかりその男の虜になってしまったのだった……。

つづく
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