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 真理子は、上半身が映るほどの鏡を持ってくると、ミサキの足もとに置いた。そしてミサキを抱き起こし、座らせてから後ろにまわると、ミサキの両ヒザを持って、鏡に向けて大きく開いた。鏡の中には、赤い犬の首輪をつけて、女の部分をぱっくりとさらす、ミサキの姿が映っている。つるつるに剃られたアソコには、まだ朱肉の色が残ったままで、その奥からは、透明な液が流れている。そしてもう一つの穴からは、黒くて丸いアナルプラグの後端が、グロテスクに顔をのぞかせていた。
「ほら、ミサキちゃん、見えるでしょ。ちゃんとお尻に入ってる…」
 そう言われ、自分の恥ずかしい部分を、ミサキはこわごわ眺めた。アソコからあふれる愛液が、お尻の方まで流れ落ち、それがプラグにまとわりついている。思わずお尻に力を入れると、固いプラグの感覚が、ぞくっとミサキに伝わってきた。
 真理子がアナルプラグに手を触れて、それを微妙に動かした。アヌスに感じるプラグの動きが、ミサキを快楽へと導いていく。
「お尻の穴も、こんなふうにトレーニングすれば、どんどん感じるようになってくるのよ…」
 真理子は、ミサキのプラグを動かしながら、乳房にも手を伸ばした。鏡の中のミサキは、真理子に身体を触られながら、だんだんと高まっている。お尻に差し込まれている黒いプラグは、ミサキにとってはもう、快感を与えてくれる、いとしい物に変化していた。
「ああっ、あはぁっ…」
 いつのまにか身体を妖しく動かしながら、ミサキは真理子の責めに悶えていた。真理子はミサキの肩ごしに、鏡の中のミサキの姿をのぞきこみ、たくみに指をはわせていく。鏡の中で淫らな姿をさらすミサキは、またいっそういやらしく、真理子もどんどん興奮していた。
「いいわよ…、ミサキちゃん。とってもエッチ…。ミサキちゃんも、自分でアソコ触っていいのよ…」
 真理子に促されると、ミサキは自分の濡れたアソコに手を伸ばしていく。うふん、うふん、と甘い声を上げながら、ミサキはもう何度目かの絶頂へと向かおうとしていた。

 真理子は、ミサキのもう片方の手を、アナルプラグに導いた。
「今度はこれを、自分で動かしてみるの…。アソコと、お尻と、両方で気持ち良くなる練習よ」
 ミサキは、お尻からわずかに出ているアナルプラグの後端を、片手でつかんだ。そしてゆっくり、動かしてみる。お尻の中がぐりぐりとこすられ、いやらしい快感がわき上がってきた。前の穴が反応し、じわっと蜜がこぼれ出る。
「そうよ…。自分でよく味わいながら…、優しくね…」
 両手でアソコとお尻を触りながらオナニーするミサキの後ろから、真理子がミサキの二つのおっぱいをゆっくりと揉み始めた。二つの穴とおっぱいの快感で、ミサキはどこまでも高まり、身体はどんどん熱くなってゆく。
「ミサキちゃんは、アソコと、お尻の穴でオナニーできる、かしこいメス犬よ…」
 ふうっ、ふうっ、と吐息を漏らすミサキの顔を横に向け、真理子はミサキに口づけた。舌先を差し入れると、ミサキもそれに答えるように、舌をからませてくる。ミサキの身体が、激しく揺れ始めてきた。そろそろ、イきそうになっているのだ。口づけたままのミサキののどの奥から、うっ、うっ、と嗚咽が漏れる。真理子はミサキの顔をもう一度、鏡の方に向けさせた。
「さぁ、自分のいやらしい姿をよく見ながら、イってみなさい…。とってもえっちなメス犬のミサキちゃん…」
 は、はい、と小さく言って、ミサキは身体を激しく震わせた。両足を大きく開き、アソコと、お尻を両手で触りながら、ミサキは何度も身体をのけ反らせている。そのうちに、ああっ、ああっと大きく叫ぶと、ミサキはそのままイってしまったのだった。

つづく

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