僕のペニスをもて遊んだあと、ご主人様は、カミソリとシェーブローションを用意しました。そして、床にビニールシートを敷くと、その上に横たわるように言いました。いよいよ、毛を剃ってもらえるのです。僕はシートの上に横たわり、足を開いてM字に曲げました。恥ずかしいリングをはめたペニスも、お尻の穴も、全てが丸出しです。
股間の毛を丁寧に剃ってもらうこと、これも、マゾの快楽としては最高に素晴らしいものではないでしょうか。自分の一番恥ずかしい部分を、無防備にさらけ出し、じっくりと時間をかけて辱められるのですから。その上、無毛になったその部分はもっと淫らな光景ですし、生えてくるまでにもチクチクしたり、手でなでてみるだけでも高ぶってきます。
僕はマゾの快感に目覚めてから、まもなく剃毛の魅力に取りつかれました。かといって、ツルツルにするには勇気が必要です。きれいに剃りあげるのは、意外に時間がかかりますし、そんな事をすれば、他の人に見せる訳にもいきません。一度剃りあげてしまえば、外出している時も、もちろん部屋で一人になっている時にも、そのことが始終気にかかります。
僕が実際に剃毛をしたのは、一人暮らしをして、お風呂もついている部屋に引っ越してからのことです。お酒を飲んでイヤらしい気分が高まった時に、ようやく実行してみたのでした。ハサミで刈り取り、カミソリで剃りあげ、毛がなくなった股間にローションをつけてヌルヌルとなで回しながら、僕は変態的なオナニーを楽しんでしまったのです(笑)
時には、その恥ずかしい姿のままで、思いきってSMサロンに行ってみた事もあります。ふんどしをつけるためにドキドキしながら衣服を脱ぐと、いつもはポーカーフェイスのマスターも、ツルツルの僕のアソコに目をやって、手を伸ばして触りながら、にやにやと笑いました。マスターに聞かれ、”自分で剃ってみたんです”、そう口にするだけで、身体が震えるくらいに、恥ずかしいマゾの興奮がわきあがります。その日のサロンの出会いでは、もちろんS男性に無毛の股間をさらけだし、好奇のまなざしの中、たくさんイジメられてしまったのは言うまでもありません。自分で剃ったのかと聞かれたり、お尻の方には剃り残した毛が残っていて、その事を指摘されたりして、相当に興奮した事を覚えています。
僕はこのご主人様に出会い、初めて他人の手で股間の毛を剃ってもらいました。毛を剃ってもらっているうちに、その方に全てを捧げようという気分がわきおこり、それは素晴らしい体験でした。プレイの最初に毛を剃ってもらうと、僕はさらにM女のイヤらしい気分になれるので、この頃には、お会いする度にお願いして剃ってもらっていたのです。
この日も、ご主人様に毛を剃ってもらっているうちに、僕の身体の中の淫らな気持ちが、どんどんふくらんでいきました。日頃は抑圧されているそんな欲望も、ここでは思いきりさらけ出せるのです。アソコの毛をジョリジョリと剃り上げられながら、僕は、持ってきた袋に手を伸ばし、洗濯バサミを取り出していました。そして、ご主人様の様子をうかがいながら、それをそっと、自分で乳首に挟んでしまったのです。
「おっ、そんなこともやるんだな。気持ちいいのか?」
毛を剃る手を休めて、ご主人様が僕の恥ずかしい身体を眺めています。僕は、女の子のように恥じらいながらうなずきました。しかし、恥ずかしくても、イヤらしい事を止める事ができないのです。僕は、うっとりとご主人様を見つめながら、さらに洗濯バサミを挟んだり、ペニスに手を触れたりしてしまいました。
「お前はホントに変態なんだなぁ」
ご主人様は、僕の乳首の洗濯バサミをぐいぐい引っぱったり、身体をなでてくれたりします。そしてまた、続きを剃り始めました。裸で足をM字に曲げて、乳首には洗濯バサミの痛みを感じながら、恥ずかしいところの毛を剃ってもらう…。僕はマゾとしての幸せをかみしめながら、恥ずかしい姿を存分にさらけ出していたのでした。
つづく
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