寧々は、全裸の身体を震わせながら、テーブルの上にヒザをかかえて座っていた。おしりと足の裏から、ひんやりとしたテーブルの感触が伝わってくる。マゾの感覚に満たされながら、寧々は、タカシの方を仰ぎ見た。
「とってもいいこになってきたな、寧々」
 タカシは、紅潮し、涙でぬれた寧々の顔をなでまわすと、そのまま口に指を差し入れた。寧々はその指を、ためらいもせず、丁寧になめ回していく。
「今からオレは、寧々の御主人様だぞ、いいな。たっぷり調教してやるよ」
タカシの指をくわえたまま、とろんとした瞳で、寧々がうなずく。タカシは、寧々の正面に回った。
「じゃあ、そこに仰向けに寝て、ヒザを深く曲げるんだ。そして両足を開いて、寧々の穴を、御主人様に良く見せてもらおうか」
 言われるままに、寧々はテーブルに横たわり、ゆっくりと両ヒザを曲げた。そして、じわじわと、そこを左右に開いていった。タカシの目の前に、自分のアソコを、自分の意志でさらけだす、そう思うと、寧々の奥から、再び蜜がこみあげる。あまりの羞恥と興奮で、寧々の両足は、がくがくとケイレンした。
「はあぁっ…」
思わず、かすかな声が漏れてくる。
「いいよ、寧々。そのまま、どんどん開いてごらん、限界まで…」
 タカシの言葉に導かれるように、寧々はみずから、恥ずかしいポーズを取っていく。大きく開いた両足の間から、すうっとひとすじ、透明なしずくが滴り落ちた。
「いやらしい格好をしてるのに、感じてるんだね、寧々は」
突然、タカシがふうっと息をかけ、寧々のそこがきゅっと閉まった。
「今度は、そのまま手を伸ばして、両手でそれぞれ、足首をつかんで」
 タカシが次の指示を出す。寧々は、両ヒザを胸につくほど深く曲げると、内側から両手を伸ばして、それぞれの足首を握った。
「すごく恥ずかしい格好だね、寧々。でも、御主人様にたくさん観察してもらえて、嬉しいんでしょ?」
「はい、御主人様…。とっても、幸せです…」
ぼうっとした頭のままで、あえぐように寧々が答える。
 タカシは、ぱっくり開いた寧々の股間に手を伸ばした。そして、どろどろとあふれる蜜をすくいとり、それをのばすようになで回していった。
「ふうっ、はあぁっ」
両手でそれぞれの足首をつかみ、アソコがむき出しの格好で、寧々が身体をくねらせていく。十分に寧々が高まったのを見ると、タカシは、太い、書道用の筆を取り出した。
「だいぶ、身体の方も感じやすくなってきてるはずだから、これでチェックしてやるよ」
そう言うと、タカシはまず、寧々のアソコに、すうっとひとなで、筆を這わした。
「はうっ…!」
 柔らかく、包み込むように刺激するその感覚に、寧々は悲鳴を上げた。手を休めることなく、タカシは寧々の太もも、ふくらはぎ、足の裏、そして、下腹部、おへそ、わき腹、おっぱい、乳首、と流れるようになで回していく。全身をくまなく筆で責められて、寧々の身体は、テーブルの上でびくんびくんとのけぞった。身体中からわき起こる、もやもやとした快感で、寧々の頭はもうろうとなっていったのだった。

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