「じゃあ、仕上げにこれを使ってやるよ」
タカシは袋の中から、男性のペニスを型どった、白くて太いバイブを取り出した。スイッチを入れると、ウィーン、ウィーンという、モーター音が聞こえ始める。
「ほら、ちゃんときれいにするんだぞ。これから入れてやるんだから」
そう言うと、タカシは太いバイブの先端を、だらしなくゆるんだ寧々の口に押し入れた。ぶるぶるとした振動が、口いっぱいに伝わってくる。
「きれいに、おしゃぶりしろよ」
バイブを深く差し込まれると、寧々は舌を使って、丁寧にそれをなめ回していった。まるで、タカシのものをくわえているような愛おしい気持ちになって、寧々は目を閉じ、バイブに舌をからませてゆく。はみがき粉でじんじんうずくアソコの奥から、また熱いものがじわじわと染みだしてきた。
やがてタカシは、バイブを寧々の口から引き抜くと、そのままそれを、下の口へと押し込んだ。バイブがぐうっと分け入ってきて、はうんっ、と思わず吐息がもれる。太さに息がつまりそうだ。タカシがスイッチを調節すると、バイブの動きがだんだん早くなってゆく。寧々の中で、太いバイブがぐりぐりとくねり、ぶるぶると振動した。
「んんっ、はううっ…!」
初めての体験だった。力強く動くバイブが、寧々の身体を、未知の快楽で支配していく。強烈なバイブの責めに、寧々は淫らに腰をくねらせ、足をがくがく震わせながら悶えあえいだ。
「ほら、出したり、入れたり、してあげるよ」
そのうちタカシが声をかけ、ゆっくりと、何度もバイブを出し入れした。寧々の奥から入り口までが、まんべんなく責め立てられると、限りなく快感がわき上がり、身体中がピンクの雲に包まれてゆく。タカシがバイブを押し込むたびに、寧々は、はうんっ、はうんっ、と高く叫んだ。そして、タカシがバイブを引き出すたびに、からみついた寧々の蜜が、すうっと糸を引きながらテーブルに滴り落ちた。
「今度は、そこに四つんばいになってみろよ。バイブが落ちないように、しっかりと力を入れたままだぞ」
タカシの声にあやつられるまま、寧々は足首を握った両手をじわりと放し、テーブルの上に手をついた。そして、股間に力を入れながら、震える身体を何とか起こして両ヒザをつき、タカシにお尻を向けて四つんばいの姿勢になった。タカシの目の前で、バイブをしっかりくわえこんだアソコが、恥ずかしい汁を垂れ流し、お尻の穴も、ひくひくとうごめいている。
「ほらっ、腰を前後に振って。こんどは自分で出し入れするんだ!」
タカシがバイブを持ったまま、四つんばいの寧々のお尻をぴしゃりと叩いた。言われるままに、寧々はお尻を突き出すと、バイブをアソコの奥までくわえ、また吐き出していく。もう、淫乱なメス犬になった気分で、寧々はいやらしく身体をくねらせ、バイブの快感をむさぼっていた。寧々の口からあふれ出る歓喜の声は部屋中に響き、むせるような女の匂いが、あたり一面に広がっていったのだった。